三ヶ月の禁煙生活を振り返ってみると、意外に楽しい禁煙であったのではないかと思います。
少なくとも辛いと思ったことは、禁断症状に苦しんでいた最初の一週間でさえも、思わなかったかもしれません。
この日記にも、「辛い」という文字は見当たりません、よね(笑)。
僕は、様々な事に対しての好奇心が旺盛なので、禁煙によるからだの症状の変化、等に対して、これから一体どうなっていくのだろう!!という、好奇心をもって客観的に自らの変化を眺められた事も、禁煙が成功した理由ではないかと思ってます。
喫煙者の方々や、これから禁煙をしようと思ってらっしゃる方々に一言。
喫煙は薬物依存です。
その認識をもって下さい。
煙草を、自分の意志で吸っているつもりでも、実は煙草に吸わされているのです。
完璧にコントロールして喫煙出来るのであれば、僕は又喫煙者に戻ってもいいとさえ思ってます。
ですがコントロール不可能です。少なくとも普通の精神力の持ち主には。
喫煙は、薬物依存で、禁煙は、その薬物依存との戦いであるという認識をもたないと絶対に禁煙する事は不可能です。
喫煙癖を、治療する、という認識を持つのです。
薬物依存の構造については、過去の日記にも少し記しましたし、また、専門の本等の文献を読んだ方がいいと思いますのでここでは書きません。
それにしても、日本には、煙草のにおいが全くしない場所はほとんど存在しませんね。
電車ぐらいでしょうか。
本当に、非喫煙者は煙草の煙りによって苦しめられています。
その事は、本当に喫煙者に気付いてもらいたい事です。
中央区で、屋外で煙草を吸ったら罰金っていう地区が出来たみたいです。
注意をされた人の中には逆切れする人もいるようです。
煙草を吸わない人からすれば、一方的に被害を被る喫煙。
しかしそれに気付かない喫煙者・・・。
人間が悪いのではない、煙草が悪いのです・・・。
人間の精神までもを蝕む煙草・・・。
僕はようやく煙草をやめられました。
しかし、僕は未だに完全に非喫煙者になれたといわれれば自信がありません。
ある人に、一度でも煙草を手にしたものは、一生禁煙し続けなくてはいけないのだ、といわれました。
そうかもしれません。
覚醒剤に依存し、それを断ち切った人は、ある意味尊敬に値しますし、それをステイタスとして生きていく事もできるでしょう。
しかし、僕がやめたのはたかが煙草です。
しかし、煙草と、覚醒剤を、ランク別けしているものは、たかが法律です。
僕は、禁煙した事を誇りに思って生きていこうと思ってます。
禁煙した自分をちょっとかっこいいと思います。
そして、この日記を読んで、僕の禁煙を励まして下さったたくさんの方々、本当にありがとうございました。
本当に、本当に、みんなの励ましがなければ、禁煙する事は不可能だったと思います。
以上を持ちまして、僕の禁煙日記を終わりたいと思います。
3ヶ月間御愛読ありがとうございました!!。 |